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誤飲

  • 誤飲する犬

    愛犬の誤飲に注意していますか?身近なものが危険なものに!

    誤飲事故が多いのは12月〜3月 犬の誤飲事故に関する調査で、12月から3月までの期間に、誤飲事故発生件数が多くなることがわかりました。 来客も多くなり、犬に不慣れな人が危険な食べ物を放置したり、与えたりする事故が少なくありません。 防げる事故は未然に防いでいきましょう! ①おもち 餅は犬にとって危険な食べ物です。犬が餅を食べると、のどに詰まらせる危険性があり、最悪の場合は窒息死してしまいます。 ②お酒 犬は人間と異なり、摂取したアルコールを分解できません。その理由は、犬がアルコールを分解する酵素を持っていないからです。アルコールは少量であっても中毒を起こすおそれがあるため危険です。 ③洗剤 呼吸困難やチアノーゼ、痙攣などを引き起こしている場合、とても危険な状態であると言えます。 ④電池 アルカリ電池は特に危険です!アルカリ成分は融解壊死といって、組織や細胞を壊死させ、壊死領域を液化させる作用があります。アルカリ成分は、組織によって中和されるまで深部組織へ浸透する危険な成分です。 ⑤コルクなどの栓 愛犬が誤飲してしまうと胃から排出されなくなったり、腸閉塞(ちょうへいそく)になったりする可能性があります。 誤飲したコルク栓を吐かせることができない場合、全身麻酔を行って胃内視鏡で異物をとったり、開腹手術になったりすることも。 食べてしまったら事故判断せず動物病院に相談を! ・いつ ・何を ・どのくらい飲み込んだか 飼い主さんの対応スピードで愛犬の命が守れます!上記を確認して動物病院に伝えてください! 誤飲を起こさないことが何よりも大切なので身の回りにチェックをしてみましょう! 他の記事が気になる方こちらから

  • 猫のおもちゃ

    【2024年】猫のおもちゃおすすめ【選び方と人気商品を紹介】

    猫おもちゃ選び方 愛猫に与えるおもちゃについて、押さえておくべき4つのポイントとおもちゃの必要性について解説します。 共通の特徴 猫の種類や性格、状態によって好むおもちゃと好まないおもちゃがあります。 最初は次の4つをベースに探してみましょう。 安全性に問題はないか 耐久性はあるか 運動不足の解消の助けになるか 愛猫が興味を持つデザインか それでは、順番に解説します。 安全性  愛猫が遊ぶおもちゃで最も気をつけなければいけないことは誤飲です。 誤飲による愛猫の事故は少なくありません。 とくに子猫時代は好奇心が高く、誤飲事故が起こりやすい時期でもあります。 猫用につくられたおもちゃであれば安心しがちです。 しかし、おもちゃの小さなパーツやおもちゃ自体が小さいため、遊んでいるうちに誤飲する危険性があるでしょう。 また、おもちゃが布でできている場合などは、遊ぶたびにほつれた糸を体内に溜めていく恐れがあり、腸閉塞や呼吸困難などを引き起こしてしまう危険性もあります。 状態によっては、開腹手術が必要となる恐れもあるでしょう。 耐久性 愛猫が遊ぶたびに破損してしまうおもちゃでは誤飲する可能性が高くなり、安心して遊ばせられません。 とくにお留守番の際には何かあってもすぐに対処できないこともあり、より耐久性のあるおもちゃが求められます。 運動不足解消 運動不足は愛猫を肥満にさせてしまいます。 おもちゃで遊ばせることは、猫が本来持つ狩猟本能を満たしてあげることも可能であり、飼い主が愛猫とおもちゃで遊ぶことによって、信頼関係を深めることにもなるでしょう。 興味を引くデザイン ネズミのような小さな動物を狩猟してきた猫は、素早く動く小さなものによって狩猟本能を満たしやすく、身体が自然に反応します。 そのため、猫のおもちゃの定番人気は猫じゃらしです。 小動物をデザインしたぬいぐるみなども、猫の興味を引きやすいでしょう。   猫の年齢 猫は生後2か月頃から、おもちゃを与え、単独遊びをさせても問題ありません。 しかし、子猫は非常に好奇心が旺盛で、動くものすべてに興味がいくため、ひとりで遊ばせるときの環境にも注意が必要です。 加えて、好奇心を満たせるような子猫用のおもちゃを与えてあげましょう。 3ヵ月頃には歯の生え変わりが始まることで、歯がむず痒くなることから歯固め用のおもちゃで遊ばせることで、歯のむず痒さ解消に繋がります。 シニア猫には、運動不足解消のためだけではなく、認知機能の活性化ができるおもちゃがあります。 身体が思うように動かなくなっているシニア猫でも遊べるおもちゃなど、愛猫の年齢と状態によって、おもちゃを選んであげましょう。 猫用おもちゃの必要性 猫にとっておもちゃは楽しむためだけではなく、健康状態を維持したり、飼い主との絆を強めたりできる必要なものです。 そこで、おもちゃの主な役割4つについて解説します。 ストレス解消 運動をさせることは、愛猫のストレス発散や良い健康状態を保つためにも大切です。 ストレスが溜まってしまうことで、攻撃的になったり、食欲が低下したりなどの症状が出る可能性があるでしょう。 キャットタワーを設置させることも運動不足解消に繋がります。 しかし、運動不足によるストレスを溜めさせないためには、遊びも必要です。 また、おもちゃによって狩猟本能を満たしてあげることもストレス解消となります。 自信向上 猫の持つ狩猟本能は、おもちゃによって獲物を捕まえる疑似体験をさせることが可能です。 そして、例えおもちゃであっても狩りの成功経験を得ることで、自信をつけられます。 自信をつけることで、猫同士のケンカの際などもしっかりと反撃ができるため、おもちゃによる狩猟の成功体験は積極的にさせましょう。 スキンシップ 愛猫とおもちゃで遊ぶことによってスキンシップがとれるため、飼い主と愛猫の信頼関係を形成することにも繋がります。 猫にも個体差やタイミングがあり、スキンシップをそれほど好まない場合もあるでしょう。 無理やり抱っこすれば、猫のストレスになります。 おもちゃで一緒に遊ぶことは自然なスキンシップになるため、徐々に愛猫との距離を近付けられる方法のひとつです。 認知症の予防 シニアとなった愛猫には、認知症の予防として知育系のおもちゃをとりいれてみましょう。 知育系のおもちゃは、おもちゃの中におやつやキャットフードを隠せるつくりになっており、愛猫は試行錯誤して食べることになります。 知育系のおもちゃは遊びながら頭を使えるため、認知症の予防にも期待できるでしょう。 用途別のおすすめおもちゃ 猫がひとり遊びするときや飼い主と遊ぶときなど、用途別おすすめのおもちゃをご紹介します。 猫じゃらし【定番の王道猫おもちゃ】 猫じゃらしは猫のおもちゃの定番であり、釣り竿のタイプはいつの時代も人気があります。 今では、自動で動いたり、単独で遊べたりする猫じゃらしもありますが、飼い主の手動操作によって一緒に楽しめるでしょう。 そのため、愛猫との信頼関係を築くおもちゃとしても有効です。 それでは、猫じゃらしについて解説します。 飼い主と一緒に楽しめる釣り竿タイプ 飼い主が操作する釣り竿タイプの猫じゃらしは、愛猫とコミュニケーションをとるのに最適なおもちゃです。 警戒心の強い猫であっても、猫じゃらしでうまく狩猟本能を刺激することで、距離感を縮めやすくなります。 飼い主の猫じゃらしの操作によっても食いつきが変わってくるでしょう。 ポイントは、逃げている小動物の動きをイメージすることです。 https://item.rakuten.co.jp/purple7/cattoy-lod/ ※参考にした商品です。 ネズミや羽根などのおもちゃが付いているタイプが人気 ネズミの形や羽根は見た目にもわかりやすく、羽根については少しの動きでも躍動を感じさせるため、猫の食いつきが良いタイプです。 動かし方によっては、猫の狩猟本能を大いに刺激できるおもちゃといえるでしょう。 https://item.rakuten.co.jp/daiyu8/4976555842616/ ※参考にした商品です 狩猟本能を引き出し、運動不足解消に効果的 飼い主が猫じゃらしのおもちゃなどで一緒に遊ぶ際、動かし方を工夫することで狩猟本能が満たされやすくなるため、飽きることなく遊べることで運動不足解消に効果的です。 ただし、飼い主が操作するタイプは、飼い主も疲れてしまいます。 そこで、運動不足解消としての目的であれば、単独で遊べるタイプの猫じゃらしを利用するのもひとつの方法です。 猫じゃらしをつけて自動で動く商品が多数でています。 障害物に対応できるセンサーがついていたり、一度の充電で長時間利用できたりなど、忙しくてなかなか一緒に遊んであげられない場合でも運動不足解消におすすめです。 https://item.rakuten.co.jp/vicsystore/gr-e9rw3udwj8/ ※参考にした商品です ボール【ひとり遊びに最適】 ボールは猫のひとり遊びに最適なおもちゃです。 ボールは、少しの力で不規則にコロコロ動いていくため、猫の好奇心を刺激します。 余分なパーツがついておらず、耐久性が高いものであれば誤飲の心配も少ないため、お留守番用のおもちゃとしてもおすすめです。 https://item.rakuten.co.jp/necono/10000200/ ※参考にした商品です 自動回転や複数のボールが入ったタイプが人気 ボールのおもちゃにはカラフルな色や音がするもの、自動で動くものなど、さまざまなタイプがあります。 自動回転するボールひとつにも多くの種類がありますが、障害物を避けながら壁や家具などにあたると自動で方向を転換し、充電もUSBで素早く充電できるなど進化しています。 また、複数のボールがクルクル回る仕掛けになっているタワー型のおもちゃもおすすめです。とくに木製タイプは、安全性や耐久性の面からも人気があります。 https://item.rakuten.co.jp/ytya/ytcw010-copy/?s-id=sd_browsehist_search ※参考にした商品です 鳴き声や鈴の音で猫の興味を引く 猫用ボールのおもちゃには、ボールが動くとネズミや小鳥など小動物の泣き声が聞こえたり、鈴の音が聞こえたりするタイプがあります。 ひとり遊びしながら、運動不足解消や狩猟本能を満たせる安全性も高いボールのおもちゃは、ひとつあると重宝するでしょう。 ただし、ボールの大きさによっては隙間に入り込みやすいため、注意しましょう。 https://item.rakuten.co.jp/baiju/a0225/?iasid=07rpp_10095___eq-lrphe362-dj-62225e02-e0d4-40c8-92a8-504b77a166ed ※参考にした商品です 電動おもちゃ【自動で動くおもちゃ】 電動のおもちゃは、飼い主が一緒に遊べなくても単独で身体を動かして遊んでもらえます。 ただし、猫によって合う合わないがあるため、愛猫の好みを把握することは大切です。 そこで、電動おもちゃについて解説します。 レーザーポインターやネズミ型の電動タイプが人気 レーザーポインターは、光があちらこちらに動いたり、止まったりするため、レーザーポインターを追いかけると獲物を追いかける動きに近いものがあります。 ボタンひとつで操作できるものも多く、単独遊びで運動不足解消をしてもらいたい場合には便利です。 ただし、レーザーポイントを捕まえることはできないため、興味を失ってしまう可能性があります。 捕獲できないフラストレーションにより、攻撃的になってしまう場合もあるため、レーザーポインターのみではなく、他のおもちゃと組み合わせながら遊ばせましょう。 他の電動おもちゃではネズミの形をしたものが人気です。 充電式の自動で動くタイプやラジコンのように遠隔で人間が動かすタイプがあります。 障害物センサーがついており、何かにぶつかっても自力で後退や前進して回避しながら動いていく電動タイプは、捕獲までの体験ができます。 ※3つ参考にした商品です。 一人遊びに最適で運動不足解消に役立つ 電動おもちゃは、単独で遊ばせながら運動不足を解消させたいときに役立ちます。 ただし、猫によってはほとんど興味を示さなかったり、数回遊んだだけで興味を無くしてしまう場合もあるでしょう。 また、電動ではなくとも、猫が夢中になってひとりで遊べるおもちゃもあります。 吸盤で固定可能したり、ぶら下げたりする猫じゃらしやマタタビのパウダーがつけられているぬいぐるみなど、愛猫の好みに合ったおもちゃであれば夢中になれるでしょう。 愛猫を単独で遊ばせられるおもちゃは便利ですが、食いつき度合いは個体によります。 信頼関係を築くためにも、単独遊びばかりではなく愛猫とおもちゃで遊ぶことは大切です。 ※参考にした商品です。 知育玩具【猫の頭脳を鍛える】 知育玩具は、愛猫をお留守番させるときにおすすめです。 お留守番は刺激が少ない状態のため、退屈な時間を少しでも減らせるような、愛猫が魅力を感じて夢中になれる知育玩具をひとつは用意しましょう。 耐久性と安全性はしっかりと確認する必要があります。 また、猫もシニアになると認知機能が衰えてきます。 そのため、キャットフードやおやつを入れて取り出すために、試行錯誤せざるを得ない知育玩具を取り入れることは有効です。 ※参考にした商品です。 興味を引く動きと音 猫は小さくて素早く動くものに反応しやすいといえます。 猫が興味を引く動きのポイントは、猫に追いかけられて逃げている獲物をイメージさせる動きです。 また、鈴がついているタイプもありますが鈴の音が苦手な猫もいるため、確認が必要です。 猫が聞き取りやすい周波数は8,000ヘルツの倍音といわれているため、高音でなめらかな音を好みます。 一緒に遊ぶことで飼い主さんとのコミュニケーションが深まる 警戒心が強い猫は、構われることにストレスを感じてしまいます。 無理なスキンシップは、よりかたくなにさせてしまうでしょう。 まずは、距離をとりつつ猫じゃらしなどで興味を引き、遊びにのってきたら徐々に飼い主の膝の上にのるようにおもちゃで誘導します。 猫とのスキンシップは無理強いせずに、おもちゃを使用しながら少しずつ絆を強めていきましょう。 まとめ【飼い主と猫ちゃんが楽しめるおもちゃを選ぼう】 猫用のおもちゃの利用は愛猫の運動不足やストレス解消だけではなく、飼い主とのコミュニケーションや信頼関係を築くためにも必要です。 おもちゃ選びの主なポイントは次の通りです。 愛猫の好みや性格に合わせたおもちゃ選びが大切 猫にもそれぞれの性質や好みがあるため、人気のおもちゃに興味を示してくれるとは限りません。最初は夢中になって遊んでいても、1〜2回遊んだだけで興味を示さなくなることも少なくないでしょう。 おもちゃ選びも、まずは愛猫の状態や好みを把握することから始めましょう。 安全性や耐久性を重視した商品を選ぶ 猫の誤飲は後を絶ちません。 子猫の時期は、とくに好奇心が旺盛なため、食べ物だけではなくプラスチックや布なども飲み込んでしまう危険性が非常に高くなります。 そのため、すぐ破損してしまうようなおもちゃで遊ばせてしまい、気管をふさぎ呼吸できなくしてしまったり、外科手術でとりださなければいけなくなったりする可能性があります。 遊ぶたびに破損し、小さなパーツがポロポロとれるようなおもちゃは、誤飲を誘発してしまうため避けましょう。 安全性と耐久性はとくに重要視するポイントです。 運動不足解消やストレス発散に効果的なおもちゃを選ぶ 運動不足になることで、ストレスが溜まり攻撃的になってしまう可能性があります。 また、狩猟本能を満たせる遊びを取り入れることで、ケンカした際もしっかりと反撃できる自信をつけられるでしょう。 飽きさせないための遊び方・コツの紹介 自動で動いて愛猫を運動させてくれるおもちゃは非常に便利です。 しかし、追いかけるだけで捕獲できない場合は、狩猟本能を満たせないことからすぐに飽きてしまうことも少なくありません。 お留守番のときには安全かつ退屈させないように、試行錯誤できて耐久性のある知育玩具はおすすめです。 また、単独遊び用のおもちゃだけではなく、飼い主と遊べるようなおもちゃも必要です。 おもちゃは愛猫と飼い主の信頼関係や絆を強めるアイテムとなるでしょう。 どのタイプのおもちゃでも、愛猫の好みを知ったうえで年齢や状態に合わせて選ぶことが大切です。

  • 誤飲する犬

    愛犬の誤飲に注意していますか?身近なものが危険なものに!

    誤飲事故が多いのは12月〜3月 犬の誤飲事故に関する調査で、12月から3月までの期間に、誤飲事故発生件数が多くなることがわかりました。 来客も多くなり、犬に不慣れな人が危険な食べ物を放置したり、与えたりする事故が少なくありません。 防げる事故は未然に防いでいきましょう! ①おもち 餅は犬にとって危険な食べ物です。犬が餅を食べると、のどに詰まらせる危険性があり、最悪の場合は窒息死してしまいます。 ②お酒 犬は人間と異なり、摂取したアルコールを分解できません。その理由は、犬がアルコールを分解する酵素を持っていないからです。アルコールは少量であっても中毒を起こすおそれがあるため危険です。 ③洗剤 呼吸困難やチアノーゼ、痙攣などを引き起こしている場合、とても危険な状態であると言えます。 ④電池 アルカリ電池は特に危険です!アルカリ成分は融解壊死といって、組織や細胞を壊死させ、壊死領域を液化させる作用があります。アルカリ成分は、組織によって中和されるまで深部組織へ浸透する危険な成分です。 ⑤コルクなどの栓 愛犬が誤飲してしまうと胃から排出されなくなったり、腸閉塞(ちょうへいそく)になったりする可能性があります。 誤飲したコルク栓を吐かせることができない場合、全身麻酔を行って胃内視鏡で異物をとったり、開腹手術になったりすることも。 食べてしまったら事故判断せず動物病院に相談を! ・いつ ・何を ・どのくらい飲み込んだか 飼い主さんの対応スピードで愛犬の命が守れます!上記を確認して動物病院に伝えてください! 誤飲を起こさないことが何よりも大切なので身の回りにチェックをしてみましょう! 他の記事が気になる方こちらから

  • 猫のおもちゃ

    【2024年】猫のおもちゃおすすめ【選び方と人気商品を紹介】

    猫おもちゃ選び方 愛猫に与えるおもちゃについて、押さえておくべき4つのポイントとおもちゃの必要性について解説します。 共通の特徴 猫の種類や性格、状態によって好むおもちゃと好まないおもちゃがあります。 最初は次の4つをベースに探してみましょう。 安全性に問題はないか 耐久性はあるか 運動不足の解消の助けになるか 愛猫が興味を持つデザインか それでは、順番に解説します。 安全性  愛猫が遊ぶおもちゃで最も気をつけなければいけないことは誤飲です。 誤飲による愛猫の事故は少なくありません。 とくに子猫時代は好奇心が高く、誤飲事故が起こりやすい時期でもあります。 猫用につくられたおもちゃであれば安心しがちです。 しかし、おもちゃの小さなパーツやおもちゃ自体が小さいため、遊んでいるうちに誤飲する危険性があるでしょう。 また、おもちゃが布でできている場合などは、遊ぶたびにほつれた糸を体内に溜めていく恐れがあり、腸閉塞や呼吸困難などを引き起こしてしまう危険性もあります。 状態によっては、開腹手術が必要となる恐れもあるでしょう。 耐久性 愛猫が遊ぶたびに破損してしまうおもちゃでは誤飲する可能性が高くなり、安心して遊ばせられません。 とくにお留守番の際には何かあってもすぐに対処できないこともあり、より耐久性のあるおもちゃが求められます。 運動不足解消 運動不足は愛猫を肥満にさせてしまいます。 おもちゃで遊ばせることは、猫が本来持つ狩猟本能を満たしてあげることも可能であり、飼い主が愛猫とおもちゃで遊ぶことによって、信頼関係を深めることにもなるでしょう。 興味を引くデザイン ネズミのような小さな動物を狩猟してきた猫は、素早く動く小さなものによって狩猟本能を満たしやすく、身体が自然に反応します。 そのため、猫のおもちゃの定番人気は猫じゃらしです。 小動物をデザインしたぬいぐるみなども、猫の興味を引きやすいでしょう。   猫の年齢 猫は生後2か月頃から、おもちゃを与え、単独遊びをさせても問題ありません。 しかし、子猫は非常に好奇心が旺盛で、動くものすべてに興味がいくため、ひとりで遊ばせるときの環境にも注意が必要です。 加えて、好奇心を満たせるような子猫用のおもちゃを与えてあげましょう。 3ヵ月頃には歯の生え変わりが始まることで、歯がむず痒くなることから歯固め用のおもちゃで遊ばせることで、歯のむず痒さ解消に繋がります。 シニア猫には、運動不足解消のためだけではなく、認知機能の活性化ができるおもちゃがあります。 身体が思うように動かなくなっているシニア猫でも遊べるおもちゃなど、愛猫の年齢と状態によって、おもちゃを選んであげましょう。 猫用おもちゃの必要性 猫にとっておもちゃは楽しむためだけではなく、健康状態を維持したり、飼い主との絆を強めたりできる必要なものです。 そこで、おもちゃの主な役割4つについて解説します。 ストレス解消 運動をさせることは、愛猫のストレス発散や良い健康状態を保つためにも大切です。 ストレスが溜まってしまうことで、攻撃的になったり、食欲が低下したりなどの症状が出る可能性があるでしょう。 キャットタワーを設置させることも運動不足解消に繋がります。 しかし、運動不足によるストレスを溜めさせないためには、遊びも必要です。 また、おもちゃによって狩猟本能を満たしてあげることもストレス解消となります。 自信向上 猫の持つ狩猟本能は、おもちゃによって獲物を捕まえる疑似体験をさせることが可能です。 そして、例えおもちゃであっても狩りの成功経験を得ることで、自信をつけられます。 自信をつけることで、猫同士のケンカの際などもしっかりと反撃ができるため、おもちゃによる狩猟の成功体験は積極的にさせましょう。 スキンシップ 愛猫とおもちゃで遊ぶことによってスキンシップがとれるため、飼い主と愛猫の信頼関係を形成することにも繋がります。 猫にも個体差やタイミングがあり、スキンシップをそれほど好まない場合もあるでしょう。 無理やり抱っこすれば、猫のストレスになります。 おもちゃで一緒に遊ぶことは自然なスキンシップになるため、徐々に愛猫との距離を近付けられる方法のひとつです。 認知症の予防 シニアとなった愛猫には、認知症の予防として知育系のおもちゃをとりいれてみましょう。 知育系のおもちゃは、おもちゃの中におやつやキャットフードを隠せるつくりになっており、愛猫は試行錯誤して食べることになります。 知育系のおもちゃは遊びながら頭を使えるため、認知症の予防にも期待できるでしょう。 用途別のおすすめおもちゃ 猫がひとり遊びするときや飼い主と遊ぶときなど、用途別おすすめのおもちゃをご紹介します。 猫じゃらし【定番の王道猫おもちゃ】 猫じゃらしは猫のおもちゃの定番であり、釣り竿のタイプはいつの時代も人気があります。 今では、自動で動いたり、単独で遊べたりする猫じゃらしもありますが、飼い主の手動操作によって一緒に楽しめるでしょう。 そのため、愛猫との信頼関係を築くおもちゃとしても有効です。 それでは、猫じゃらしについて解説します。 飼い主と一緒に楽しめる釣り竿タイプ 飼い主が操作する釣り竿タイプの猫じゃらしは、愛猫とコミュニケーションをとるのに最適なおもちゃです。 警戒心の強い猫であっても、猫じゃらしでうまく狩猟本能を刺激することで、距離感を縮めやすくなります。 飼い主の猫じゃらしの操作によっても食いつきが変わってくるでしょう。 ポイントは、逃げている小動物の動きをイメージすることです。 https://item.rakuten.co.jp/purple7/cattoy-lod/ ※参考にした商品です。 ネズミや羽根などのおもちゃが付いているタイプが人気 ネズミの形や羽根は見た目にもわかりやすく、羽根については少しの動きでも躍動を感じさせるため、猫の食いつきが良いタイプです。 動かし方によっては、猫の狩猟本能を大いに刺激できるおもちゃといえるでしょう。 https://item.rakuten.co.jp/daiyu8/4976555842616/ ※参考にした商品です 狩猟本能を引き出し、運動不足解消に効果的 飼い主が猫じゃらしのおもちゃなどで一緒に遊ぶ際、動かし方を工夫することで狩猟本能が満たされやすくなるため、飽きることなく遊べることで運動不足解消に効果的です。 ただし、飼い主が操作するタイプは、飼い主も疲れてしまいます。 そこで、運動不足解消としての目的であれば、単独で遊べるタイプの猫じゃらしを利用するのもひとつの方法です。 猫じゃらしをつけて自動で動く商品が多数でています。 障害物に対応できるセンサーがついていたり、一度の充電で長時間利用できたりなど、忙しくてなかなか一緒に遊んであげられない場合でも運動不足解消におすすめです。 https://item.rakuten.co.jp/vicsystore/gr-e9rw3udwj8/ ※参考にした商品です ボール【ひとり遊びに最適】 ボールは猫のひとり遊びに最適なおもちゃです。 ボールは、少しの力で不規則にコロコロ動いていくため、猫の好奇心を刺激します。 余分なパーツがついておらず、耐久性が高いものであれば誤飲の心配も少ないため、お留守番用のおもちゃとしてもおすすめです。 https://item.rakuten.co.jp/necono/10000200/ ※参考にした商品です 自動回転や複数のボールが入ったタイプが人気 ボールのおもちゃにはカラフルな色や音がするもの、自動で動くものなど、さまざまなタイプがあります。 自動回転するボールひとつにも多くの種類がありますが、障害物を避けながら壁や家具などにあたると自動で方向を転換し、充電もUSBで素早く充電できるなど進化しています。 また、複数のボールがクルクル回る仕掛けになっているタワー型のおもちゃもおすすめです。とくに木製タイプは、安全性や耐久性の面からも人気があります。 https://item.rakuten.co.jp/ytya/ytcw010-copy/?s-id=sd_browsehist_search ※参考にした商品です 鳴き声や鈴の音で猫の興味を引く 猫用ボールのおもちゃには、ボールが動くとネズミや小鳥など小動物の泣き声が聞こえたり、鈴の音が聞こえたりするタイプがあります。 ひとり遊びしながら、運動不足解消や狩猟本能を満たせる安全性も高いボールのおもちゃは、ひとつあると重宝するでしょう。 ただし、ボールの大きさによっては隙間に入り込みやすいため、注意しましょう。 https://item.rakuten.co.jp/baiju/a0225/?iasid=07rpp_10095___eq-lrphe362-dj-62225e02-e0d4-40c8-92a8-504b77a166ed ※参考にした商品です 電動おもちゃ【自動で動くおもちゃ】 電動のおもちゃは、飼い主が一緒に遊べなくても単独で身体を動かして遊んでもらえます。 ただし、猫によって合う合わないがあるため、愛猫の好みを把握することは大切です。 そこで、電動おもちゃについて解説します。 レーザーポインターやネズミ型の電動タイプが人気 レーザーポインターは、光があちらこちらに動いたり、止まったりするため、レーザーポインターを追いかけると獲物を追いかける動きに近いものがあります。 ボタンひとつで操作できるものも多く、単独遊びで運動不足解消をしてもらいたい場合には便利です。 ただし、レーザーポイントを捕まえることはできないため、興味を失ってしまう可能性があります。 捕獲できないフラストレーションにより、攻撃的になってしまう場合もあるため、レーザーポインターのみではなく、他のおもちゃと組み合わせながら遊ばせましょう。 他の電動おもちゃではネズミの形をしたものが人気です。 充電式の自動で動くタイプやラジコンのように遠隔で人間が動かすタイプがあります。 障害物センサーがついており、何かにぶつかっても自力で後退や前進して回避しながら動いていく電動タイプは、捕獲までの体験ができます。 ※3つ参考にした商品です。 一人遊びに最適で運動不足解消に役立つ 電動おもちゃは、単独で遊ばせながら運動不足を解消させたいときに役立ちます。 ただし、猫によってはほとんど興味を示さなかったり、数回遊んだだけで興味を無くしてしまう場合もあるでしょう。 また、電動ではなくとも、猫が夢中になってひとりで遊べるおもちゃもあります。 吸盤で固定可能したり、ぶら下げたりする猫じゃらしやマタタビのパウダーがつけられているぬいぐるみなど、愛猫の好みに合ったおもちゃであれば夢中になれるでしょう。 愛猫を単独で遊ばせられるおもちゃは便利ですが、食いつき度合いは個体によります。 信頼関係を築くためにも、単独遊びばかりではなく愛猫とおもちゃで遊ぶことは大切です。 ※参考にした商品です。 知育玩具【猫の頭脳を鍛える】 知育玩具は、愛猫をお留守番させるときにおすすめです。 お留守番は刺激が少ない状態のため、退屈な時間を少しでも減らせるような、愛猫が魅力を感じて夢中になれる知育玩具をひとつは用意しましょう。 耐久性と安全性はしっかりと確認する必要があります。 また、猫もシニアになると認知機能が衰えてきます。 そのため、キャットフードやおやつを入れて取り出すために、試行錯誤せざるを得ない知育玩具を取り入れることは有効です。 ※参考にした商品です。 興味を引く動きと音 猫は小さくて素早く動くものに反応しやすいといえます。 猫が興味を引く動きのポイントは、猫に追いかけられて逃げている獲物をイメージさせる動きです。 また、鈴がついているタイプもありますが鈴の音が苦手な猫もいるため、確認が必要です。 猫が聞き取りやすい周波数は8,000ヘルツの倍音といわれているため、高音でなめらかな音を好みます。 一緒に遊ぶことで飼い主さんとのコミュニケーションが深まる 警戒心が強い猫は、構われることにストレスを感じてしまいます。 無理なスキンシップは、よりかたくなにさせてしまうでしょう。 まずは、距離をとりつつ猫じゃらしなどで興味を引き、遊びにのってきたら徐々に飼い主の膝の上にのるようにおもちゃで誘導します。 猫とのスキンシップは無理強いせずに、おもちゃを使用しながら少しずつ絆を強めていきましょう。 まとめ【飼い主と猫ちゃんが楽しめるおもちゃを選ぼう】 猫用のおもちゃの利用は愛猫の運動不足やストレス解消だけではなく、飼い主とのコミュニケーションや信頼関係を築くためにも必要です。 おもちゃ選びの主なポイントは次の通りです。 愛猫の好みや性格に合わせたおもちゃ選びが大切 猫にもそれぞれの性質や好みがあるため、人気のおもちゃに興味を示してくれるとは限りません。最初は夢中になって遊んでいても、1〜2回遊んだだけで興味を示さなくなることも少なくないでしょう。 おもちゃ選びも、まずは愛猫の状態や好みを把握することから始めましょう。 安全性や耐久性を重視した商品を選ぶ 猫の誤飲は後を絶ちません。 子猫の時期は、とくに好奇心が旺盛なため、食べ物だけではなくプラスチックや布なども飲み込んでしまう危険性が非常に高くなります。 そのため、すぐ破損してしまうようなおもちゃで遊ばせてしまい、気管をふさぎ呼吸できなくしてしまったり、外科手術でとりださなければいけなくなったりする可能性があります。 遊ぶたびに破損し、小さなパーツがポロポロとれるようなおもちゃは、誤飲を誘発してしまうため避けましょう。 安全性と耐久性はとくに重要視するポイントです。 運動不足解消やストレス発散に効果的なおもちゃを選ぶ 運動不足になることで、ストレスが溜まり攻撃的になってしまう可能性があります。 また、狩猟本能を満たせる遊びを取り入れることで、ケンカした際もしっかりと反撃できる自信をつけられるでしょう。 飽きさせないための遊び方・コツの紹介 自動で動いて愛猫を運動させてくれるおもちゃは非常に便利です。 しかし、追いかけるだけで捕獲できない場合は、狩猟本能を満たせないことからすぐに飽きてしまうことも少なくありません。 お留守番のときには安全かつ退屈させないように、試行錯誤できて耐久性のある知育玩具はおすすめです。 また、単独遊び用のおもちゃだけではなく、飼い主と遊べるようなおもちゃも必要です。 おもちゃは愛猫と飼い主の信頼関係や絆を強めるアイテムとなるでしょう。 どのタイプのおもちゃでも、愛猫の好みを知ったうえで年齢や状態に合わせて選ぶことが大切です。