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犬・猫、ペケットの写真広場だよ!
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犬の爪には血管と神経があるため、犬の爪切りの際には切る側も切られる側も不安を感じてしまうことは少なくありません。 犬の爪切りをしなければ、肉球に爪が刺さってケガをしたり、歩きにくくなったりする可能性があります。 さらに、爪の中の血管と神経も一緒に伸びてしまうことから、爪と一緒に血管と神経まで処置が必要になってしまう場合もあり、爪切りをせずに放置してしまうことは非常に危険です。 そこで、本記事では人気の爪切りやおすすめの爪切りの紹介とともに、爪切りを嫌がる犬についての対処法を詳しく解説していきます。 犬用爪切りの選び方と注意点 犬用の爪切りは、ニッパー(ハサミ)・ギロチンタイプ・ヤスリタイプ・電動ヤスリタイプなど種類が多めです。 犬の爪は白っぽい場合と、黒っぽい場合があり、白っぽい爪であれば、血管や神経が通っている部分が透けて見えます。しかし、黒っぽい爪は血管や神経のある部分がわかりにくいため、切りづらさがあります。 そこで、愛犬に痛い思いをさせないように、扱いやすい爪切り選びが必要です。 爪切りそれぞれの特徴から、犬に合わせた爪切りの選び方、安全性などについて解説します。 犬種やサイズに合わせた選び方 爪がしっかりしている犬種や大型犬などは、切れ味のしっかりしている「ギロチンタイプ」であれば、スムーズに切りやすいでしょう。 反対に爪が柔らかく細い小型犬や子犬の時期であれば、犬種に関係なく「ハサミタイプ」がおすすめです。 ただし、飼い主さんが扱いやすい爪切りであることが、非常に大切です。 犬用爪切りの種類と特徴 犬用の爪切りは、主に5種類あります。 ・ニッパータイプ ・ハサミタイプ ・ギロチンタイプ ・ピコットタイプ ・電動タイプ 初心者におすすめな爪切りはニッパータイプです。 手で握りやすい大きさのものが多く、小型犬や子犬のような細くて小さめの爪でも使用しやすいでしょう。大型犬や爪が太めで大きい犬の場合は、大きめサイズのニッパーがおすすめです。 ハサミタイプは、子犬や小型犬、爪切りを嫌がる犬の爪の先だけを切るときにおすすめです。通常のハサミのような間隔で使用できますが、大型犬や爪が太く大きめの場合には、歯も小さめで力も必要となるため、負担が大きくなります。 ギロチンタイプは、小型犬から大型犬まで幅広く使用されています。切れ味が良いため、初心者でも使用できますが、切るときに怖いと感じてしまう場合もあるでしょう。そのため、ギロチンタイプは、血管や神経の部分が見えやすい白っぽい爪の犬におすすめです。 巻き爪になりやすい犬であれば、爪の横から差し込むピコットタイプがおすすめです。 小さい爪や柔らかい爪でも切りやすいため、爪切りを怖がる小型犬にも使用しやすいでしょう。 電動タイプは、電動の爪ヤスリです。 爪切り後の爪を整えたり、爪切りを怖がる犬に使用したりできます。また、普段のお手入れとして気軽に使用できるため、大変便利です。 電動タイプの振動や音を苦手とする犬もいますが、犬の血管や神経の部分を、誤って傷つける不安も少なくなります。 切れ味と安全性の重要性 ギロチンタイプ、ピコックタイプは、それほど力を入れなくても爪が切れます。 そのため、少し力を入れただけで思いもよらない長さを切ってしまい、愛犬に痛い思いをさせてしまう可能性があります。 ただし、切れ味が悪いと力が必要になるため、切る位置が悪いと愛犬にかかる負荷が非常に大きくなるでしょう。 どの種類の爪切りでも、切れ味が悪いと扱いにくく、爪を切る側も切られる犬も負担が増すため、切れ味の良さは大切です。 犬の爪は、血管と神経が薄っすらと見えている場合もありますが、境目がわかりにくいため、切りすぎに注意しなければなりません。そのため、爪を切る側の爪切りの握りやすさと力の入れやすさは非常に大切です。 持ちやすく力を入れやすい「ラバークリップ」を持ち手に使用していたり、爪の切りすぎを防止する「安全ストッパー」がついていたり、安全性に配慮した商品もあります。 爪切りは、定期的なケアが必要なため、少しでも安全に使用できる商品を選びましょう。 2023年最新!犬用爪切りおすすめ人気ランキング 国内3大ネット通販サイトである、Yahoo!ショッピング・Amazon・楽天市場より、2023年度「犬の爪切り」最新ランキングをご紹介します。 Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング Yahoo!ショッピングによる「犬の爪切り」売れ筋ランキング、2023年最新ベスト3をご紹介します。 1位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:Yahoo!ショッピング 創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられている、ペット用のつめ切りです。日本刀と同じ本格鍛造から70年の技を取り入れているため、群を抜いた切れ味です。 太くて硬い爪も、力を入れることなくキレイに切れます。刃の切れ味をドライバー一本で調整できることもポイントです。 また、切り口を滑らかに整えられるヤスリが付属されています。 2位:高輝度LEDライト付き ネイルトリマー|初心者も安心の高機能ニッパータイプ 出典:Yahoo!ショッピング 初心者でも扱いやすく機能的なことから、人気が高いニッパーです。 愛犬の爪を切るとき、血管や神経の部分を傷つけてしまいそうで、爪切りができなかったり、苦手意識を持っていたりする人も少なくありません。 しかし、商品に搭載されているLEDライトによって、見づらかった爪の中の血管や神経のある部分が見やすくなります。 さらに、グリップも握りやすい形で、刃先も丸いため、安心感は高めです。 ヤスリまで収納されているため、こちらの商品ひとつでしっかりと爪のお手入れができます。 3位:Pateker(パテッカー) グラインダーネイルケア|インスタでも話題の電動爪ヤスリタイプ 出典:Yahoo!ショッピング 全犬種対応の電動爪ヤスリです。小型犬・中型犬・大型犬用と3つのグラインダーを使用できます。 また、4.8ボルトのハイパワーモーター搭載とダイヤモンドビットホイールの使用により、他社製品で苦戦していたような大型犬の硬い爪を、数分で終わらせることも可能です。 研磨速度は通常モードと高速モードの2段階ですが、音や振動も非常に少ないため、音や振動に敏感な犬でもケアをしやすいでしょう。 USB充電式コードレスで3時間の充電で2時間使用可能です。 Amazonランキング Amazonによる「犬の爪切り」売れ筋ランキング、2023年最新ベスト3をご紹介します。 1位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:Amazon Yahoo!ショッピング売れ筋ランキングでも1位となった、創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられている「Zan-斬-」ギロチンタイプが、Amazonランキングでも堂々の1位です。 Amazonのレビューにおいても、切れ味のすごさを評価している声が目立ちました。刃の先が薄いことから、切る際に血管や神経の部分が刃に隠れることなく目視しやすい安心感があります。過度の負担をかけずに手早くケアができるため、爪切りに慣れた人だけではなく、初心者でも扱いやすいでしょう。 2位:Dudi Pet ネイルクリッパー|初心者でも安心安全機能付きのニッパータイプ 出典:Amazon 人間工学に基づいた設計により、無駄な力を入れなくても扱いやすい爪切りです。小型犬・中型犬・大型犬の全てが使用できるように、MとLサイズが用意されています。 また、爪の切りすぎを防止する「セーフティーストップ」が備わっているため、犬の手を傷つけることも防ぎます。 必要以上に力を入れずに済むため、切り口をキレイに仕上げられるのもポイントです。 3位:Casfuy 犬爪切り電動|音と振動を抑えた電動爪ヤスリタイプ 出典:Amazon 商品に搭載された2つのLEDライトによって、爪の血管や神経が通る部分が見えやすくなります。 威力のあるモーターとダイヤモンドドラムビットグラインダーにより、大きくて硬い爪でもパワフルかつ安全に削れます。 また、使用時の振動と音を極力抑えた設計のため、爪切り時の振動や音が苦手な犬でも使用しやすいでしょう。 2種類の速度と3つの研削ポートがあり、小型犬・中型犬・大型犬それぞれに合わせた選択ができます。 USB充電式コードレスで3時間の充電で2時間使用可能です。 楽天市場ランキング 楽天市場ランキングによる「犬の爪切り」2023年最新ベスト3をご紹介します。 楽天市場は、Yahoo!ショッピングとAmazonのランキングとは、少々違うタイプのランキング結果でした。 1位:LEDライト付き ペット爪切り|人間工学に基づいた小型ハサミタイプ 出典:楽天市場 ハサミタイプは初心者には力の入れ具合などが難しく、扱いづらいイメージがあります。 しかし「LEDライト付き ペット爪切り」は、LEDライトと人間工学に基づいたQ型ハンドルにより、血管や神経が確認しやすく、無駄な力を入れずに爪を切れます。 小型犬向けの爪切りです。 安全ロックがあるため、小さなお子様がいるご家庭においても事故に繋がりにくく安心です。 また、UV紫外線ライトも搭載されており、犬の皮膚に照射すると皮膚病の一種である「白癬(はくせん)」が光ることで発見できます。 高性能のバッテリーにより、1度の充電で約半年間の使用ができるため手間もかかりません。 2位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:楽天市場 Yahoo!ショッピングとAmazonのランキングでは、1位の「Zan-斬-」ギロチンタイプは、楽天市場でも2位の人気商品です。 安全・安心の日本製に加えて、日本刀と同じ本格鍛造70年の技をもつ、創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられていることによる、群を抜く品質の良さがポイントです。 切れ味は折り紙つきでありながら、切れ味の調整もドライバー1本で簡単にできます。 商品は、小型犬と中型犬用・大型犬用の2サイズから選べます。 3位:「Zan-斬-」ピコックタイプ|巻き爪におすすめのピコックタイプ 出典:楽天市場 3位も2位と同じく廣田工具製作所の「Zan-斬-」ですが、ギロチンタイプではなく、巻き爪も切りやすく、狼爪(ろうそう)用としても全犬種に使用可能なピコックタイプです。 気になる点は、刃の位置が左にあることにより、左利きの人が使用しにくい点です。 しかし、ギロチンタイプ同様、ピコックタイプも切れ味が素晴らしく調整もドライバー1本と簡単なため、巻き爪や狼爪(ろうそう)以外の爪にも使用しやすいでしょう。 見出し:人気商品紹介 犬用爪切りの人気商品の中から、おすすめ商品を3つご紹介します。 DKPlus No.1爪切り 出典:Amazon ひとつ目は、Yahoo!ショッピングでも上位にある「Dudi Petのニッパータイプ」です。 人間工学に基づいた設計により、グリップが握りやすく滑りにくいため、無駄な力を入れずに切れるでしょう。強度と切れ味の良いステンレススチール製の刃によって、硬めの爪も無理なく切れます。 また、爪を切りすぎて血管や神経を傷つけないように、セーフティーストップがついていたりするのもポイントです。 爪ヤスリが付属されているため、爪切り後の切り口もキレイに整えられ、日々の爪のケアに重宝します。 安全かつしっかりと爪を切れる「Dudi Petのニッパータイプ」は初心者にもおすすめです。 ドギーマン ペティオ プレシャンテ 「ドギーマン ペティオ プレシャンテ」はペットのために考えられた、ピンクカラーがポイントのグルーミングシリーズです。 爪切りについても、お手頃な価格でしっかりとケアができる商品が揃っているため、ドギーマン ペティオ プレシャンテの中から、犬用爪切り4つをご紹介します。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターストッパー付き 出典:楽天市場 一定の長さで爪をカットできる、深爪しにくいストッパー付きのハサミタイプです。ストッパーによって爪の部分が少し見づらく感じるなどの場合は、取り外すこともできます。 全犬種に適応し、小さい爪も切りやすいため、小型犬におすすめです。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターハサミ式 出典:楽天市場 お手頃な価格なのに切れ味が良いと評判の商品です。 硬い爪の場合は、力の入れ具合が難しい場合もありますが、それほど力を入れなくてもスムーズに爪が切れます。全犬種適用の商品です。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターギロチン式 全犬種適用で、刃もなめらかに動きます。硬い爪の場合は力の入れ具合が難しい場合もありますが、持ちやすく切れ味も良いため、初心者でも使用できます。 プレシャンテシリーズの刃の多くは、サビにも強く耐久性のあるステンレス製の刃を使用しているため、扱いやすいでしょう。 ペティオ プレシャンテ 電動ネイルヤスリ 出典:楽天市場 爪の飛び散りを防ぐカバー付きで、乾電池式のため、手軽に使用できます。 高めの回転音がするため、音に敏感な犬は怖がる可能性がありますが、音以外の理由で爪切りを怖がる犬や爪切りが不安な飼い主さんにおすすめの商品です。 WOLFWILL 電動爪ヤスリ 出典:楽天市場 「WOLFWILL 電動爪ヤスリ」は人間工学に基づいた設計により、パワフルに爪を削るため、爪切りに慣れてきた人におすすめの商品です。 ヤスリの部分にプラスチックカバーがついていることで、爪と粉が落ちることはある程度防止できます。ただし、カバーによって爪との接触部分が見づらく感じる場合もあるため、大型犬でも適用できますが、使用のおすすめは小型犬から中型犬です。 見出し:爪切りの正しい方法と頻度 犬の爪切りの頻度や手順、爪切りを嫌がる場合や出血したときの対応について、詳しく解説します。 犬の爪切りの知識 犬の爪切りの頻度は、月1回が目安です。ただし、ほぼ家で過ごしている場合は、2週間に1回を目安としてください。 また、犬が歩いているときに音がしたり、頻繁に足を気にする仕草が見られたりすることでも、爪が伸びているとの判断ができます。 爪を伸ばしたままの状態で放置してしまうことだけは避けてください。肉球に爪が刺さってしまったり、爪とともに伸びた血管や神経の手術をしたりする場合があります。 犬が爪切りを嫌がる場合は「1日1本」や「1週間に1度足一本分」のように、無理のない範囲で進めていきましょう。 正しい犬の爪切りの手順 爪を切る順番は、スムーズに爪切りをするために大切です。 例えば、爪を切るときは前から順番に切りたくなる場合も多くありますが、怖がられる可能性があります。 犬は、足の先・鼻の先・しっぽの先・口の先(マズル)など先端を触られることが、あまり得意ではありません。そのため、足の先を触ろうとする仕草や爪切りが視界に入ってしまうことで、怖がったり嫌がったりする可能性が出てきます。 まずは、念の為に止血剤とティッシュ、おやつ(ヨーグルトやペースト状の舐めやすいもの)を用意しておきましょう。そして、次の5つの順番で爪切りをします。 1.犬が逃げづらい場所に移動させる 犬が爪切りを嫌がって逃げ出しそうであれば、体を支えやすい台の上にのせます。 2.後ろ足の爪から切る 体を包み込むようにして足を持ち、足の指をしっかりと片手で固定して爪を切ります。 3.血管や神経の位置を確認する 白っぽい爪であれば、爪の中にうっすらとピンク色の血管が見えます。 黒っぽい場合は、少しずつ爪を切りつつ、切り口の状態を確認してください。パサついた感じの切り口は、血管部分から遠く、しっとりした感じの切り口は血管が近いと考え、切るのを止めましょう。 4.声をかけたり、おやつをあげたりしながら少しずつ爪を切る 爪の切り口と犬の様子を見ながら、少しずつ爪を切っていきます。 血管や神経のある位置より、余裕をもって切り終えましょう。 5.必要に応じて爪ヤスリを使用する 角が気になる場合は、ヤスリでなめらかにしましょう。服や絨毯に引っかからなくなります。 嫌がる犬に対する対処方法 爪切りを嫌がる犬に対する対処法は主に3つです。 1.逃げづらい場所で爪を切る 2.爪を切っている間、声をかけたり食べやすいおやつをあげたりする 3.一度にすべての爪を切らず、日にちを分けながら徐々に切る 犬が爪切りを嫌がる場合は、無理をさせずに、少しずつ慣らしていくことが大切です。 家での爪切りが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院でやってもらいましょう。 出血した場合の犬の対応方法 止血剤が用意できていれば、まずは清潔なガーゼやティッシュで血を抑えた後、患部に止血剤を覆うようにつけてから押しつけるとすぐに血が止まります。 止血剤の代わりになるのは、小麦粉・片栗粉などを少量の水でかために溶いたものです。 止血剤や代用品がない場合は、清潔なガーゼやティッシュで患部を押さえながら、爪の横から優しく圧迫してください。そのまま3分間、犬が動かないようにしてもらいます。 血が止まらない場合は、さらに5分間圧迫します。 まだ少し血がにじむ場合は3分間、全く止まらない場合は、さらに5分間ほど圧迫を続けてください。それでも止まる気配がなければ、動物病院に連れていきましょう。 見出し:注意事項とメンテナンス 爪を切りすぎて出血した際の対応をしっかりしないことで起こる危険性や、爪切りを定期的にする重要性について解説します。 切りすぎによる危険と対策 犬の爪の中にある血管や神経を切りすぎて傷つけてしまうことで、痛い思いをさせてしまいます。また、出血した後、十分に処置をしないまま通常通りに散歩に連れて行ったことにより、菌に感染してしまう可能性があります。 犬の定期的な爪切りと手入れの重要性 爪のケアをしないまま、伸ばし続けると次のような危険があります。 ・爪が肉球に食い込んで傷つく ・長い爪によって地面をしっかり捉えられず足腰の関節を痛める ・爪が折れたり指骨折などの怪我をする 前述でもあるように、爪が伸びると同時に「血管と神経」も伸びていくため、犬の爪を伸ばし放題にした後に適切な長さにする場合「血管と神経」を切る手術も必要となります。 日頃の爪のケアによって、愛犬の怪我や痛みを抑えることに繋がるため、定期的な爪切りは大切です。 犬の爪切り傷ケアに必要な知識 爪切りで愛犬を傷つけてしまう可能性はゼロではないため、傷をつけてしまった際の対処法の基礎知識は非常に大切です。 「出血した場合の対応方法」でもお伝えしている止血の仕方と、止血後の過ごし方の2つについて、覚えておきましょう。 爪切りで傷ついた直後は、クレートなどで休ませることで、患部の状態が安定します。 かさぶたが取れるほどの激しい運動は避け、感染症を防ぐためにもお散歩は控えましょう。 ただし、お散歩が必要な場合は、犬用の靴下などで患部を保護することをおすすめします。 見出し:まとめ 犬用爪切り選びで大切なポイント 犬用爪切り選びで大切なポイントは主に次の3つです。 ・犬種やサイズに合っているか ・切れ味が良いもので安全に切りやすいか ・持ちやすく切りやすく使いやすいか ただし、愛犬の状態によっても選ぶ爪切りのタイプが変わります。 例えば、爪切りを怖がる場合は電動ヤスリにすると無理なくケアできる場合もありますが、音や振動が苦手な犬の場合、短時間でサクサク切れる爪切りが良い場合もあります。 飼い主さんが使用しやすく、愛犬の不安が少しでも減るような爪切りを選びましょう。
犬の爪には血管と神経があるため、犬の爪切りの際には切る側も切られる側も不安を感じてしまうことは少なくありません。 犬の爪切りをしなければ、肉球に爪が刺さってケガをしたり、歩きにくくなったりする可能性があります。 さらに、爪の中の血管と神経も一緒に伸びてしまうことから、爪と一緒に血管と神経まで処置が必要になってしまう場合もあり、爪切りをせずに放置してしまうことは非常に危険です。 そこで、本記事では人気の爪切りやおすすめの爪切りの紹介とともに、爪切りを嫌がる犬についての対処法を詳しく解説していきます。 犬用爪切りの選び方と注意点 犬用の爪切りは、ニッパー(ハサミ)・ギロチンタイプ・ヤスリタイプ・電動ヤスリタイプなど種類が多めです。 犬の爪は白っぽい場合と、黒っぽい場合があり、白っぽい爪であれば、血管や神経が通っている部分が透けて見えます。しかし、黒っぽい爪は血管や神経のある部分がわかりにくいため、切りづらさがあります。 そこで、愛犬に痛い思いをさせないように、扱いやすい爪切り選びが必要です。 爪切りそれぞれの特徴から、犬に合わせた爪切りの選び方、安全性などについて解説します。 犬種やサイズに合わせた選び方 爪がしっかりしている犬種や大型犬などは、切れ味のしっかりしている「ギロチンタイプ」であれば、スムーズに切りやすいでしょう。 反対に爪が柔らかく細い小型犬や子犬の時期であれば、犬種に関係なく「ハサミタイプ」がおすすめです。 ただし、飼い主さんが扱いやすい爪切りであることが、非常に大切です。 犬用爪切りの種類と特徴 犬用の爪切りは、主に5種類あります。 ・ニッパータイプ ・ハサミタイプ ・ギロチンタイプ ・ピコットタイプ ・電動タイプ 初心者におすすめな爪切りはニッパータイプです。 手で握りやすい大きさのものが多く、小型犬や子犬のような細くて小さめの爪でも使用しやすいでしょう。大型犬や爪が太めで大きい犬の場合は、大きめサイズのニッパーがおすすめです。 ハサミタイプは、子犬や小型犬、爪切りを嫌がる犬の爪の先だけを切るときにおすすめです。通常のハサミのような間隔で使用できますが、大型犬や爪が太く大きめの場合には、歯も小さめで力も必要となるため、負担が大きくなります。 ギロチンタイプは、小型犬から大型犬まで幅広く使用されています。切れ味が良いため、初心者でも使用できますが、切るときに怖いと感じてしまう場合もあるでしょう。そのため、ギロチンタイプは、血管や神経の部分が見えやすい白っぽい爪の犬におすすめです。 巻き爪になりやすい犬であれば、爪の横から差し込むピコットタイプがおすすめです。 小さい爪や柔らかい爪でも切りやすいため、爪切りを怖がる小型犬にも使用しやすいでしょう。 電動タイプは、電動の爪ヤスリです。 爪切り後の爪を整えたり、爪切りを怖がる犬に使用したりできます。また、普段のお手入れとして気軽に使用できるため、大変便利です。 電動タイプの振動や音を苦手とする犬もいますが、犬の血管や神経の部分を、誤って傷つける不安も少なくなります。 切れ味と安全性の重要性 ギロチンタイプ、ピコックタイプは、それほど力を入れなくても爪が切れます。 そのため、少し力を入れただけで思いもよらない長さを切ってしまい、愛犬に痛い思いをさせてしまう可能性があります。 ただし、切れ味が悪いと力が必要になるため、切る位置が悪いと愛犬にかかる負荷が非常に大きくなるでしょう。 どの種類の爪切りでも、切れ味が悪いと扱いにくく、爪を切る側も切られる犬も負担が増すため、切れ味の良さは大切です。 犬の爪は、血管と神経が薄っすらと見えている場合もありますが、境目がわかりにくいため、切りすぎに注意しなければなりません。そのため、爪を切る側の爪切りの握りやすさと力の入れやすさは非常に大切です。 持ちやすく力を入れやすい「ラバークリップ」を持ち手に使用していたり、爪の切りすぎを防止する「安全ストッパー」がついていたり、安全性に配慮した商品もあります。 爪切りは、定期的なケアが必要なため、少しでも安全に使用できる商品を選びましょう。 2023年最新!犬用爪切りおすすめ人気ランキング 国内3大ネット通販サイトである、Yahoo!ショッピング・Amazon・楽天市場より、2023年度「犬の爪切り」最新ランキングをご紹介します。 Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング Yahoo!ショッピングによる「犬の爪切り」売れ筋ランキング、2023年最新ベスト3をご紹介します。 1位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:Yahoo!ショッピング 創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられている、ペット用のつめ切りです。日本刀と同じ本格鍛造から70年の技を取り入れているため、群を抜いた切れ味です。 太くて硬い爪も、力を入れることなくキレイに切れます。刃の切れ味をドライバー一本で調整できることもポイントです。 また、切り口を滑らかに整えられるヤスリが付属されています。 2位:高輝度LEDライト付き ネイルトリマー|初心者も安心の高機能ニッパータイプ 出典:Yahoo!ショッピング 初心者でも扱いやすく機能的なことから、人気が高いニッパーです。 愛犬の爪を切るとき、血管や神経の部分を傷つけてしまいそうで、爪切りができなかったり、苦手意識を持っていたりする人も少なくありません。 しかし、商品に搭載されているLEDライトによって、見づらかった爪の中の血管や神経のある部分が見やすくなります。 さらに、グリップも握りやすい形で、刃先も丸いため、安心感は高めです。 ヤスリまで収納されているため、こちらの商品ひとつでしっかりと爪のお手入れができます。 3位:Pateker(パテッカー) グラインダーネイルケア|インスタでも話題の電動爪ヤスリタイプ 出典:Yahoo!ショッピング 全犬種対応の電動爪ヤスリです。小型犬・中型犬・大型犬用と3つのグラインダーを使用できます。 また、4.8ボルトのハイパワーモーター搭載とダイヤモンドビットホイールの使用により、他社製品で苦戦していたような大型犬の硬い爪を、数分で終わらせることも可能です。 研磨速度は通常モードと高速モードの2段階ですが、音や振動も非常に少ないため、音や振動に敏感な犬でもケアをしやすいでしょう。 USB充電式コードレスで3時間の充電で2時間使用可能です。 Amazonランキング Amazonによる「犬の爪切り」売れ筋ランキング、2023年最新ベスト3をご紹介します。 1位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:Amazon Yahoo!ショッピング売れ筋ランキングでも1位となった、創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられている「Zan-斬-」ギロチンタイプが、Amazonランキングでも堂々の1位です。 Amazonのレビューにおいても、切れ味のすごさを評価している声が目立ちました。刃の先が薄いことから、切る際に血管や神経の部分が刃に隠れることなく目視しやすい安心感があります。過度の負担をかけずに手早くケアができるため、爪切りに慣れた人だけではなく、初心者でも扱いやすいでしょう。 2位:Dudi Pet ネイルクリッパー|初心者でも安心安全機能付きのニッパータイプ 出典:Amazon 人間工学に基づいた設計により、無駄な力を入れなくても扱いやすい爪切りです。小型犬・中型犬・大型犬の全てが使用できるように、MとLサイズが用意されています。 また、爪の切りすぎを防止する「セーフティーストップ」が備わっているため、犬の手を傷つけることも防ぎます。 必要以上に力を入れずに済むため、切り口をキレイに仕上げられるのもポイントです。 3位:Casfuy 犬爪切り電動|音と振動を抑えた電動爪ヤスリタイプ 出典:Amazon 商品に搭載された2つのLEDライトによって、爪の血管や神経が通る部分が見えやすくなります。 威力のあるモーターとダイヤモンドドラムビットグラインダーにより、大きくて硬い爪でもパワフルかつ安全に削れます。 また、使用時の振動と音を極力抑えた設計のため、爪切り時の振動や音が苦手な犬でも使用しやすいでしょう。 2種類の速度と3つの研削ポートがあり、小型犬・中型犬・大型犬それぞれに合わせた選択ができます。 USB充電式コードレスで3時間の充電で2時間使用可能です。 楽天市場ランキング 楽天市場ランキングによる「犬の爪切り」2023年最新ベスト3をご紹介します。 楽天市場は、Yahoo!ショッピングとAmazonのランキングとは、少々違うタイプのランキング結果でした。 1位:LEDライト付き ペット爪切り|人間工学に基づいた小型ハサミタイプ 出典:楽天市場 ハサミタイプは初心者には力の入れ具合などが難しく、扱いづらいイメージがあります。 しかし「LEDライト付き ペット爪切り」は、LEDライトと人間工学に基づいたQ型ハンドルにより、血管や神経が確認しやすく、無駄な力を入れずに爪を切れます。 小型犬向けの爪切りです。 安全ロックがあるため、小さなお子様がいるご家庭においても事故に繋がりにくく安心です。 また、UV紫外線ライトも搭載されており、犬の皮膚に照射すると皮膚病の一種である「白癬(はくせん)」が光ることで発見できます。 高性能のバッテリーにより、1度の充電で約半年間の使用ができるため手間もかかりません。 2位:「Zan-斬-」ギロチンタイプ|爪切りに慣れた人におすすめのギロチンタイプ 出典:楽天市場 Yahoo!ショッピングとAmazonのランキングでは、1位の「Zan-斬-」ギロチンタイプは、楽天市場でも2位の人気商品です。 安全・安心の日本製に加えて、日本刀と同じ本格鍛造70年の技をもつ、創業昭和22年大阪の総合工具メーカー廣田工具製作所でつくられていることによる、群を抜く品質の良さがポイントです。 切れ味は折り紙つきでありながら、切れ味の調整もドライバー1本で簡単にできます。 商品は、小型犬と中型犬用・大型犬用の2サイズから選べます。 3位:「Zan-斬-」ピコックタイプ|巻き爪におすすめのピコックタイプ 出典:楽天市場 3位も2位と同じく廣田工具製作所の「Zan-斬-」ですが、ギロチンタイプではなく、巻き爪も切りやすく、狼爪(ろうそう)用としても全犬種に使用可能なピコックタイプです。 気になる点は、刃の位置が左にあることにより、左利きの人が使用しにくい点です。 しかし、ギロチンタイプ同様、ピコックタイプも切れ味が素晴らしく調整もドライバー1本と簡単なため、巻き爪や狼爪(ろうそう)以外の爪にも使用しやすいでしょう。 見出し:人気商品紹介 犬用爪切りの人気商品の中から、おすすめ商品を3つご紹介します。 DKPlus No.1爪切り 出典:Amazon ひとつ目は、Yahoo!ショッピングでも上位にある「Dudi Petのニッパータイプ」です。 人間工学に基づいた設計により、グリップが握りやすく滑りにくいため、無駄な力を入れずに切れるでしょう。強度と切れ味の良いステンレススチール製の刃によって、硬めの爪も無理なく切れます。 また、爪を切りすぎて血管や神経を傷つけないように、セーフティーストップがついていたりするのもポイントです。 爪ヤスリが付属されているため、爪切り後の切り口もキレイに整えられ、日々の爪のケアに重宝します。 安全かつしっかりと爪を切れる「Dudi Petのニッパータイプ」は初心者にもおすすめです。 ドギーマン ペティオ プレシャンテ 「ドギーマン ペティオ プレシャンテ」はペットのために考えられた、ピンクカラーがポイントのグルーミングシリーズです。 爪切りについても、お手頃な価格でしっかりとケアができる商品が揃っているため、ドギーマン ペティオ プレシャンテの中から、犬用爪切り4つをご紹介します。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターストッパー付き 出典:楽天市場 一定の長さで爪をカットできる、深爪しにくいストッパー付きのハサミタイプです。ストッパーによって爪の部分が少し見づらく感じるなどの場合は、取り外すこともできます。 全犬種に適応し、小さい爪も切りやすいため、小型犬におすすめです。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターハサミ式 出典:楽天市場 お手頃な価格なのに切れ味が良いと評判の商品です。 硬い爪の場合は、力の入れ具合が難しい場合もありますが、それほど力を入れなくてもスムーズに爪が切れます。全犬種適用の商品です。 ペティオ プレシャンテのネイルカッターギロチン式 全犬種適用で、刃もなめらかに動きます。硬い爪の場合は力の入れ具合が難しい場合もありますが、持ちやすく切れ味も良いため、初心者でも使用できます。 プレシャンテシリーズの刃の多くは、サビにも強く耐久性のあるステンレス製の刃を使用しているため、扱いやすいでしょう。 ペティオ プレシャンテ 電動ネイルヤスリ 出典:楽天市場 爪の飛び散りを防ぐカバー付きで、乾電池式のため、手軽に使用できます。 高めの回転音がするため、音に敏感な犬は怖がる可能性がありますが、音以外の理由で爪切りを怖がる犬や爪切りが不安な飼い主さんにおすすめの商品です。 WOLFWILL 電動爪ヤスリ 出典:楽天市場 「WOLFWILL 電動爪ヤスリ」は人間工学に基づいた設計により、パワフルに爪を削るため、爪切りに慣れてきた人におすすめの商品です。 ヤスリの部分にプラスチックカバーがついていることで、爪と粉が落ちることはある程度防止できます。ただし、カバーによって爪との接触部分が見づらく感じる場合もあるため、大型犬でも適用できますが、使用のおすすめは小型犬から中型犬です。 見出し:爪切りの正しい方法と頻度 犬の爪切りの頻度や手順、爪切りを嫌がる場合や出血したときの対応について、詳しく解説します。 犬の爪切りの知識 犬の爪切りの頻度は、月1回が目安です。ただし、ほぼ家で過ごしている場合は、2週間に1回を目安としてください。 また、犬が歩いているときに音がしたり、頻繁に足を気にする仕草が見られたりすることでも、爪が伸びているとの判断ができます。 爪を伸ばしたままの状態で放置してしまうことだけは避けてください。肉球に爪が刺さってしまったり、爪とともに伸びた血管や神経の手術をしたりする場合があります。 犬が爪切りを嫌がる場合は「1日1本」や「1週間に1度足一本分」のように、無理のない範囲で進めていきましょう。 正しい犬の爪切りの手順 爪を切る順番は、スムーズに爪切りをするために大切です。 例えば、爪を切るときは前から順番に切りたくなる場合も多くありますが、怖がられる可能性があります。 犬は、足の先・鼻の先・しっぽの先・口の先(マズル)など先端を触られることが、あまり得意ではありません。そのため、足の先を触ろうとする仕草や爪切りが視界に入ってしまうことで、怖がったり嫌がったりする可能性が出てきます。 まずは、念の為に止血剤とティッシュ、おやつ(ヨーグルトやペースト状の舐めやすいもの)を用意しておきましょう。そして、次の5つの順番で爪切りをします。 1.犬が逃げづらい場所に移動させる 犬が爪切りを嫌がって逃げ出しそうであれば、体を支えやすい台の上にのせます。 2.後ろ足の爪から切る 体を包み込むようにして足を持ち、足の指をしっかりと片手で固定して爪を切ります。 3.血管や神経の位置を確認する 白っぽい爪であれば、爪の中にうっすらとピンク色の血管が見えます。 黒っぽい場合は、少しずつ爪を切りつつ、切り口の状態を確認してください。パサついた感じの切り口は、血管部分から遠く、しっとりした感じの切り口は血管が近いと考え、切るのを止めましょう。 4.声をかけたり、おやつをあげたりしながら少しずつ爪を切る 爪の切り口と犬の様子を見ながら、少しずつ爪を切っていきます。 血管や神経のある位置より、余裕をもって切り終えましょう。 5.必要に応じて爪ヤスリを使用する 角が気になる場合は、ヤスリでなめらかにしましょう。服や絨毯に引っかからなくなります。 嫌がる犬に対する対処方法 爪切りを嫌がる犬に対する対処法は主に3つです。 1.逃げづらい場所で爪を切る 2.爪を切っている間、声をかけたり食べやすいおやつをあげたりする 3.一度にすべての爪を切らず、日にちを分けながら徐々に切る 犬が爪切りを嫌がる場合は、無理をさせずに、少しずつ慣らしていくことが大切です。 家での爪切りが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院でやってもらいましょう。 出血した場合の犬の対応方法 止血剤が用意できていれば、まずは清潔なガーゼやティッシュで血を抑えた後、患部に止血剤を覆うようにつけてから押しつけるとすぐに血が止まります。 止血剤の代わりになるのは、小麦粉・片栗粉などを少量の水でかために溶いたものです。 止血剤や代用品がない場合は、清潔なガーゼやティッシュで患部を押さえながら、爪の横から優しく圧迫してください。そのまま3分間、犬が動かないようにしてもらいます。 血が止まらない場合は、さらに5分間圧迫します。 まだ少し血がにじむ場合は3分間、全く止まらない場合は、さらに5分間ほど圧迫を続けてください。それでも止まる気配がなければ、動物病院に連れていきましょう。 見出し:注意事項とメンテナンス 爪を切りすぎて出血した際の対応をしっかりしないことで起こる危険性や、爪切りを定期的にする重要性について解説します。 切りすぎによる危険と対策 犬の爪の中にある血管や神経を切りすぎて傷つけてしまうことで、痛い思いをさせてしまいます。また、出血した後、十分に処置をしないまま通常通りに散歩に連れて行ったことにより、菌に感染してしまう可能性があります。 犬の定期的な爪切りと手入れの重要性 爪のケアをしないまま、伸ばし続けると次のような危険があります。 ・爪が肉球に食い込んで傷つく ・長い爪によって地面をしっかり捉えられず足腰の関節を痛める ・爪が折れたり指骨折などの怪我をする 前述でもあるように、爪が伸びると同時に「血管と神経」も伸びていくため、犬の爪を伸ばし放題にした後に適切な長さにする場合「血管と神経」を切る手術も必要となります。 日頃の爪のケアによって、愛犬の怪我や痛みを抑えることに繋がるため、定期的な爪切りは大切です。 犬の爪切り傷ケアに必要な知識 爪切りで愛犬を傷つけてしまう可能性はゼロではないため、傷をつけてしまった際の対処法の基礎知識は非常に大切です。 「出血した場合の対応方法」でもお伝えしている止血の仕方と、止血後の過ごし方の2つについて、覚えておきましょう。 爪切りで傷ついた直後は、クレートなどで休ませることで、患部の状態が安定します。 かさぶたが取れるほどの激しい運動は避け、感染症を防ぐためにもお散歩は控えましょう。 ただし、お散歩が必要な場合は、犬用の靴下などで患部を保護することをおすすめします。 見出し:まとめ 犬用爪切り選びで大切なポイント 犬用爪切り選びで大切なポイントは主に次の3つです。 ・犬種やサイズに合っているか ・切れ味が良いもので安全に切りやすいか ・持ちやすく切りやすく使いやすいか ただし、愛犬の状態によっても選ぶ爪切りのタイプが変わります。 例えば、爪切りを怖がる場合は電動ヤスリにすると無理なくケアできる場合もありますが、音や振動が苦手な犬の場合、短時間でサクサク切れる爪切りが良い場合もあります。 飼い主さんが使用しやすく、愛犬の不安が少しでも減るような爪切りを選びましょう。